ハリネズミの掃除

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ハリネズミの飼育のメインがケージ内の掃除になります。個体によっては生き物飼ってるんだっけ…?となるくらいウンコを処理するだけの日々になったりしますがそれもハリネズミ飼育の醍醐味です。

ハリネズミは臆病でストレスの溜まりやすい生き物ですから掃除も気をつける必要があります。

目次

掃除に必要な便利なグッズ

ビニール袋

汚れた床材を入れて捨てるためにビニール袋が便利です。スーパーやホームセンターに100枚入りで200円くらいの物が売られているので探してみて下さい。ペット用の臭いが漏れないビニール袋がありますが、捨てる床材の量によっては入りきれない場合があるので注意しましょう。何よりペット用は割高です。それならば安物のビニールを2枚使ったほうがお財布に優しいです。

ビニール袋の形状はコンビニ袋タイプが非常に便利です。

除菌ウェットティッシュ

ケージの特に汚れたところを拭くために使います。毎日のように使うものではありませんが、ふとした時に欲しくなるときがあります。部屋を散歩させると十中八九おしっこをするので、その処理にも便利です。

園芸用スコップ

園芸用に筒状のスコップが売られています。100円ショップにも売っている場合があります。普通のスコップでも良いのですが、ザラザラとした床材を一気にすくうのは平面的なスコップでは難しいのです。筒状であればこぼれること無く一気にすくえます。丸いペットボトルを斜めに切って使うのもありですが、ハリネズミを怪我させないように注意しましょう。

ハリネズミの避難ボックス

大掃除する際にハリネズミを隔離しておく箱を用意しておきましょう。遊びスペースがあるならそちらで大丈夫。

3分の1〜半分の床材を毎日取り替える

ハリネズミに限りませんが動物は自分の臭いが残っていることは大事なことです。ハリネズミの場合は特に目が弱く鼻に頼って生きている分、完全に綺麗にしてしまうとストレスの原因になってしまいます。殆どの方に機会はないと思いますが、妊娠・出産のときには掃除をしてはダメなほど匂いのついた巣の意識が高いです。

毎日のケージ内掃除は汚れている部分だけスコップで取り出します。糞と尿の部分を取るだけでもだいたい3分の1くらいは床材が無くなるはずです。見た目が綺麗な箇所であれば特に床材を変える必要はありません。

汚れた床材を取ったらその部分に新しい床材をまきます。ハリネズミが動いて混ざるので、わざわざ古い床材と混ぜなくても大丈夫です。

月に1回くらいは床材を全て取り替える

特に春〜夏の時期は発酵したりカビが繁殖する事が多いので月に1度は床材を全て新しいものにします。見た感じと臭いで綺麗ならば2ヶ月に1回など間隔を開けても大丈夫です。

ケージの汚れがひどくなったと感じたら水洗い

半年〜1年も経つとケージが非常に汚れてきます。その時はケージを綺麗に水洗いしましょう。洗う前に古い床材の半分は使うので全て捨てないで下さい。使用済みの床材を再び入れることでハリネズミを安心させます。春になったら大掃除!と決めてしまうとタイミングをつかみやすいでしょう。

プラ系のケージの場合は取れる範囲で糞を削ぎ落とし、お風呂場でシャワーを使って流します。お風呂用洗剤で良いので軽くブラッシングしましょう。もし木製のケージを使っている場合は糞をこそぎ落として雑巾で水拭きします。木製の場合は大量の水を掛けると乾いく際に板が反ったり割れる場合があるので注意してください。

洗った後は良く乾燥させて下さい。乾燥し終わったら古い床材の半分をケージへ戻してハリネズミを入れます。

最後に:徹底的に毎日の掃除を忘れないように

ハムスターであれば規模が小さいですし、ウサギくらいだとたまに掃除するくらい。犬猫はシートを取り替えるだけだったり、水槽だと水質が整えば掃除不要だったりします。他の動物に比べるとハリネズミの掃除は大変です。しかし、忘れずに毎日ちゃんと掃除してあげることはハリネズミの健康に直結します。餌やりついでに5分くらいで済むので頑張って清潔に保ちましょう!

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